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ついにあれほど避けていた「ブログ」を始めてみようかなと。

まあ、あんまり最初から飛ばすと息切れするから、ボチボチと。
当面の目標は「最低週1回の書き込み」をクリアーすること。
と言う感じでのんびりやっていきますです。

書き込みはして無くても一日一回は必ずチェックしておりますので、業界の方々は仕事の依頼に使っていただいても結構です。
また、関西バンド界のたまり場になってもいいかな?とも…。
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2008年はですね、54年の人生で「初[E:sign01]」と言う経験を数多くしたですね。

中でも特筆すべき「初[E:sign01]」は、
「ふりーじゃず!!!」by 佐藤允彦
いや、やったんじゃなく見たんですけど。
今まで「山下洋輔トリオ」は見させていただいたこと有ったんですけど、
山下さんのトリオはちゃんと曲を演奏してますからね。
一切何もないところから音楽を作って行く、というのは僕のやろうとしていることから見て「真逆」の行為ですから、
とても興味が有るとともに「理解できない!!!」。
でも一番理解できないのは、
「なぜ佐藤允彦さんはフリーをするんやろか?普通にトーナリティーのある音楽でなぜあかん?」という、
「そんなん本人の勝手やんか」で終わってしまいそうなところなんですよね…。

あと「初[E:sign01]寝台車」。
JRはもう「寝台車」は無くす方向なので、もう乗ること無く廃止されるか、と思っていました。
ところが、12月26日のケリーズのライブが夜11時に終わってから27日の朝の7時半に、
東京渋谷のNHKに行かなければならない、ということになり、
夏なら[E:car]でとばすんですけど、冬の場合[E:snow]でわやくちゃになりますから、
ここで東海道線唯一の寝台車「出雲」の登場となりました。

だいぶ期待して乗ったけど、はっきし言って「横になっただけまし」程度で寝れるもんじゃなかったです。
耳の真下に車輪が有るような感じ?帰りの新幹線の方がよく寝れました[E:happy01]

あと、個人名は控えますが、2007年と2008年の仕事納めの歌手が、場所は違えど同一人物だったんです。
で、2008年と2009年の初仕事の歌手が、場所は違えど同一人物なんですね。

ということは、なんだ、今年も去年と同じような一年なんでしょか?
Image0001正月三ヶ日は何も(良いことも悪いことも)無く過ぎ去って行きました。
今年の初仕事は珍しく京都からなので、
初詣というやつを(いつもは近所の神社で済ますんやけど)
メージャーどころの「八坂神社」で、
正月料金のコインパーキング(30分600円!)に停めて行きました。
ただしもう屋台とかは閉店間際。あわてて撮った写真がこれ。

で、初仕事。
以前、鬼のように毎日仕事していた頃、
正月明けは「他人の手で演奏しているみたい」で暫くリハビリ期間になっていたもんです。
最近は結構仕事もまばらなので、4-5日ピアノを弾かないのもそう珍しいことじゃないし、
と思っていたら、頭と耳が他人になってました。
お笑いとクイズしか見てないもんなぁ〜。
仕事終わりに店の前で
私の体の傾き方が、結構疲れたことを物語っています。

明日から、普段通りの毎日が始まります。といっても、某六甲山近くのガッコ行ったらまた休みなんだけど…。
このBlogを始めるにあたり、なるべく他のミュージシャン、ライブハウスなどへのリンクを数多く貼ろう、と思い、
仕事の付き合いの多い皆様の Blog & HP を散策させていただきました。
でも、結構ほったらかしにされてる Blog & HP が多いんですよねぇ。
誰でもやり始めた最初は面白くてしょっちゅう更新するんだけど、
数ヶ月で飽きてくるー>ほったらかしー>忘れ去られる、というよくあるパターン。
僕がまわりから「やいのやいの」言われても Blog 開設しなかったのは、
そういう事例をいやと言う程見てきたから。

これからリンク貼りに行って Blog & HP がほったらかしにされてたら、直接本人に文句ゆうたんねん!
思いっきりうっとおしい「オヤジ」になったるねん!
そうでないと、折角開設した Blog & HP がかわいそうです。
てなこと言ってたら、なんか急に更新がマメになった人が約1名おるんやけど…、
良いことではないですか。

で、このあと、mp3を貼れるらしいのでそれをちょっと実験して、
上手くいったらちょっと構想を練っていることがあるので楽しみにしていてください。
これはすべてのライブハウスやミュージシャンの話ではありません。
また、我々に対してとても良心的に接してくれているライブハウスの方が遥かに多いことをお断りしておきます。

昔、私がこの世界に入った頃、1970年代中頃。
当時は日本では主に「ジャズ喫茶」と言う営業形態でジャズのライブが行われておりました。
私がよくお世話になった、心斎橋の「デューク」というお店では当時、確か500円のチャージでした
(コーヒーも300円だったと思う)。
それでも一回、土曜日の昼間に、なんでかわからんけどトリオでやって一人あたり15,000円超えたことがあって
「これ、営業の仕事と変わらんやん!」とかいった記憶が有ります。
単純計算で 15000*3/500 = 90人入ったわけ。
土曜の昼間に。何の変哲も無い普通の関西のピアノトリオが。今じゃ考えられない!!!

そんなことはどうでもいいんで、
その頃、東京は勿論、関西でも、
○○(<-リーダーの名前)トリオとか、○○クインテットとか、たまにちょっとオシャレな名前を付けたりとか、
とにかく”ミュージシャンが自分の意志で組んだバンドが演奏する”のが当たり前でした。
たまにマスターに「いいラッパがいるけど一回やってみない?」と言われることも有ったけど、
基本は自分たちのやりたいメンバーでやる、というところにありました。

それが最近、「うちではメンバー選ばせないねん」なんてことを言う店が有るときいて、
こらまた「クリビツギョウテン」。私たちは機械の部品じゃないんだから。
「ピアノとベースとドラムと歌。適当に組み合わせたらええやん。」
ならまだしも、
「この歌、このピアノじゃいやや、と言うとったけど、自分の下手なのピアノのせいにしてるだけやん」
となって、しまいに
「このピアノ、このベース気に入っとるから組まさんといたろ」
これはないか?

そりゃ一応プロですから、やれといわれりゃどんなメンバーとやってもある程度の演奏は出来ますわな。
しやけど本人が「こいつとやった方がやりやすい」と言っている人をわざわざはずすメリットって何でしょね?

ま、もっとも、こうなったのは我々のほうにも責任があります。
その昔は”バンドリーダー”はいわゆる親分肌の人が多く、「こわい」かわりにちゃんと面倒を見てくれました。
よっぽどのことが無い限り、メンバー放ったらかして自分だけ仕事に行ったりしなかったし、
特別な仕事でも普段通りのメンバーを連れて行ってくれたり。
それに引き換え、今はみ〜〜〜んな「自分のこと」でせいいっぱい。
個人で仕事が入れば、バンドで、という発想は全く無くなるし、
ちょっと良い仕事が入ればいつもやってるメンバーじゃなく別の少し腕の立つ人間と入れ替える。
こんなことを繰り返しているうちに我々は「個人演奏家」になってしまったんでしょうな。
で、お店の方も○○バンドにお願いするのでなく、
ピアノは○○、ベースは○○、ドラムは○○を使ってやる、
という姿勢になってくる、と。
するとさっき書いたみたいに、
「うちではメンバー選ばせないねん」は「うちの頼みやすい人しかあかんで。そんなうちの知らん奴、頼まんといてや」と読み替えれますわ。

店に行くまで、今日僕は誰と演奏するのかわからずに行くこともしばしば。
勿論、仕事はできますよ。それでも。でも、これでい〜んだろうか?
危ない危ない。可哀想なブログになってしまうところでした[E:happy01]

最近のデジタル化の波は凄まじいものがありますな。皆さんの家ではテレビはもう対策済みですか?
音楽業界も1980年頃にレコードからCDに移り変わった頃から、
ありとあらゆるものがデジタルの波に飲み込まれて行ってます。
我々がお世話になっているスタジオ、ステージ、ライブハウス等でも勿論そうでして、
そちらの方でも言いたいことはいっぱいあるんですけど、
今日は一番身近に音楽に接するところの音楽を再生する部分、
レコード -> CD -> iTune の流れについて思うことを少々。

僕が音楽を自分の意志で聴き始めたのは1970年前後。
当時、主なメディアは勿論レコード。
今から思えばとんでもなく面倒くさい代物で、
大きい、重たい、傷埃に弱い、変形しやすい、
その他、知らない人には説明のしようがない、手のかかるものでした。
いま20才前後の人は見たことが無いかもしれませんね。

当時、レコードを聴くときは、
1)ジャケットからレコードを取り出し
2)ターンテーブルに乗せて
3)レコード表面の埃を掃除して
4)アンプのボリュームを下げて
5)レコードにプレイヤーの針を下ろして
6)ターンテーブルをまわして
7)アンプのボリュームを上げる

という、ある種「儀式」のような一連の動作を当たり前にこなしていました。
しかも、聴きたい曲がどのレコードに入っているかは、すべて「記憶」にたよっていました。
今、iPod で曲名、アーティスト名、アルバム名等で順番に並んでいてクリックさえすりゃ聴き放題、とは大違いです。
確かに「むっちゃ」便利。我々もその恩恵を充分に受けてはいます。

ただね。当時さっき言った「儀式」を行っている間に、
例えば「さあ、今からこのアルバムを聴くんだ。今日はこんなところに注意して聴いてみよう」
なんていう心構えみたいなものを無意識のうちに作っていましたね。
だから「真剣」に聴いてました。それゆえ、LPレコード片面約20分聴いたら結構疲れたものです。
新譜のアルバムなんか、プレイヤーの針の進むのを見ながらワクワク・ドキドキしながら聴いたものです。

それがCDになって約60分連続再生。iPod なんて、ほっとけば一年中でも連続して音を再生してくれます。
「真剣」に聴いてたら身が持ちません。
だから「聞き流し」になってしまう。なんか、音楽が消耗品みたいに扱われているような気がしてしかたありません。

技術の進歩でどんどん「便利に、手軽に、誰でも」楽しめるようになるのは確かに良いことなんでしょうけど、
その代わりに「値打ち」が下がってしまったような気がします。

この音楽が再生される部分だけでなく、制作される部分でも同様のことが言えるんですけど、それはまた日を改めて…。
堺正章さんのヒット曲。確かドラマ「時間ですよ」の挿入歌だったと(自信ないです[E:happy01])。
大好きなんです、
この歌も役者・堺正章も。去年、久しぶりにドラマに復帰されて、ドラマ続くかな?と思ってたんですけどね。

関西人にとって、特に阪神間に住むものにとって忘れられないあの地震からもう14年。
あの地震の直後は、直接的な被害が無かった私でさえ「この先、どうすんねん!?」と思いました。
六甲山から見た100万ドルの夜景、と言われた神戸の街の灯りが、それは見るも無惨になってしまって…。
なんとか交通の便が確保されて神戸の街に行けるようになり、行く度に街の灯りが増えてくる。
なんか知らない間に口ずさんでいた記憶が有ります。

音楽って、はっきり言って、生きるか死ぬかの時には何の足しにもなりません。かえって邪魔なくらいです。
でも、一段落ついて「さあ、これから」というときには聴いている方々に色々な感情が与えられうるものだと思います。
何回か「復興支援コンサート」のような形で演奏させていただきました。
10年目でひと区切り、と言うことで終了したのですが、
ホントに小さいながら何かのチカラになったかな?とは思います。
なんか海の向こうでは「チェンジ」と叫んで大統領になったオバマ氏の就任式で、
ホワイトハウスの前は「人、人、人…」。
専用車のガラスの厚さが15cmってどんなんやろ?ライフルの弾が中で止まるらしい。

私のまわりで「チェンジ!」と叫んでもスリーアウトのことしか思い浮かばないし…。

まあもっとも、言葉にするだけならこりゃ誰でも出来る訳でして、
実際に行動で示していかないと何の意味も無い訳です。
我が国の小泉元総理も、内容の良し悪しはともかく、
言ったことを行動で示していましたし、それが人気の要因の一つだったと思います。
それに引き換え、その後の総理、言葉だけでも、もうちとましなこと言えんかねえ?

と、他人のことばかりチェックしてないで、自分のことを気をつけないと。
出来もしないことをベラベラ喋るぐらいなら、何も言わずに「不言実行」の方が潔い、
と思ってやってきたつもりなんですけどね。
最近は自己アピールができないとあかんのんとちゃうか?と思い直すようになっています。

「チェンジ!」は無理でも「バリエーション!」ぐらいなら…「馬鈴薯」かな?
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