適材適所

性格なんでしかたないです。2週間に1回しか書かないかと思えば1日に2回も3回も書き込んで。

ちょっとまえに「鬱」かな？って書いたけど、多分「疲れ」だったんでしょうね。

この世界に入ってしばらくの間、絶えず「バンドの中で一番年下」でした。
まわりの先輩から「へた！」「なにしとんねん！」と、怒号、罵声の渦の中でそれなりに育ちました。

でしだいに同年代の人間を中心にやるようになり、年下の人間がだんだん増えてきて、
気が付いてみるとまわりはみな「娘」か「息子」か、という状況がほとんど、となりました。
となると、まわりが僕に対して質問してくることは有っても、文句を言ってくることはまずないです。

で、その「娘」も「息子」もみんな、僕がその年の頃より遥かに上手くて知識も豊富。
知らない間に、「こいつらに負ける訳にはいかない」或は「僕が引っ張って行かないといけない」
いずれにせよ「がんばらねば！」頭の中はそればっかり。
で、本人的にはそれが「僕、この年でえらいヤル気出てきたやん！」と解釈してた。
まぁそりゃあながち間違いではないやろけど…。それが息切れしてたんでしょうね。

先日数少なくなってきた先輩のある人に
「なにをカンカラカンカラしゃかりきに、しかも適当にひいてるんや？」と。
その方の話の要点は
「お前のいいところは、適当にやってるように見えて、実はきっちり行ってる、
　というところやけど、それがいまは一見派手に聞こえて実はめっちゃ適当」と。

今年に入った頃からなんか自分でも感じてたんよね。
「僕こんなんでええんやろか？いつも必死のパッチでやってるけど、聞いてる人どうなんよ？」

適材適所って、ずっと家訓やったんよ。
今更ハービーハンコックやオスカーピーターソンみたいに弾けるはず無いやん、とずっと思ってたんよ。
それがなんかこのブログの題名みたいに「無駄な挑戦」をこの1年ぐらい続けていたような気がするな。

ま、それなりに気が付いた訳やし、
この「無駄な挑戦」が「有意義な挑戦」だったように転化させていければいいわけですから……がんばりまーーーーす、

って頑張ったらあかんのか？